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慶應義塾大学は読解で決まる

英語を制する者は慶應を制する。

 

長文を制する者は慶應を制する。

 

慶應義塾大学は英語の配点が高く、その中でも長文読解のウェイトが高いです。

つまり、長文を制する者が慶應を制すると言っても過言ではないでしょう。

 

慶應は入試に国語がない代わりに、国語力を英語と小論文を使ってチェックしてきます。厳密にいうと活字力の確認です。つまり、長文読解で内容についてこられるかどうかを見てきます。

 

しかし高校生がいきなり慶應の長文を解こうとしても、ハードルが高いのも事実です。

 

そこで、まずは河合塾が出してる、

やっておきたい英語長文300、

やっておきたい英語長文500、

やっておきたい英語長文700、

からスタートしましょう(1000もありますが、1000は慶應SFCを受けるのでなければややオーバースペックです)。

 

目安としては、高校3年生の夏までに、やっておきたい英語長文300をみっちりやりこむことです。単語は長文のストーリーに絡ませて覚えてください。

使い方としては、写真のように、

 

1.B4サイズに拡大コピーする

 

2.CARLのゲージパンチで穴あけする

 

3.リングノートにとじる

 

この三点を意識することです。

 

そして、余白に知らない単語などを書き出しましょう。大きな紙を使えばストレスなく学習できます。


「B4サイズに拡大コピーする」のは、参考書だけでなく、学校の教科書においても威力を発揮します。

 

学校の定期テストで高得点を取っている人たちは大抵、教科書に直接書き込みはせず、B4サイズでコピーした英文を使いこんでる人達です。(かつて桜蔭の生徒にこの方法でやるように伝えたら、クラス内の順位が一気に15位くらいあがったとのことでした。そして点数がよかった人たちも皆この方法をとっていたとのことです)

 

そして、コピーしたら余白をフルに使います。知らない単語、熟語、構文などを書き出し、音源も使って何度も聴きます。元となるテキストは書き込まずに、コピーできるようにきれいに保存しておきましょう。ちなみに、一回問題を解いてしまっても、英文そのものは覚えてしまうくらい、なんども声に出して読み、そして音源を使ってなんども聴くことが大事です。その過程で単語も覚えられます。

 

このやっておきたい英語長文300と500を高3の春までにやりこめば、河合塾の全統記述模試では概ね、偏差値65以上は出ます。700は秋からでも大丈夫です。

そして700もみっちりやりこみ、読解にかなり自信がついたら、ジャパンタイムズの社説集なども語彙力をつけるべく、やってみる価値はあります。

この社説集も音源がついてるので、繰り返し聞きながら英文に目を通しましょう。できれば、実際に書き写して体で英文を覚えましょう。

 

このあたりから慶應の過去問と向き合う実力がついてきますので、受験する学部は最低でも5年分(できれば10年分)、そして他学部の問題も積極的に解いてみることです。

 

また、早慶第一志望の人でも、東大や京大、一橋、外語大などの過去問を解くと非常に力がつくので記述式の問題もたくさんこなしましょう。


慶應は文学部なら大きな長文読解が一題、

経済学部なら読解が3,4題。

法学部も全般的に読解で構成。

商学部も読解が8割以上、

SFCはすべて読解と、

 

まさに長文読解が鍵を握っています

 

つまり、慶應を目指す上で間違った勉強法となるのは、単語帳ばかりやる、ネクステなどの四択問題ばかり解く、といったスタイルです。英語の得点を伸ばすには、必ず読解を中心に添えましょう。

 

単語帳にたくさん付箋を貼って勉強するよりも、やっておきたい英語長文300をコピーして、なんどもストーリーを読む方が実力がつきます。

 

読解を中心にやると、面白いことに、英作も、文法も、リスニングも、スピーキングも、少しずつ上達していきます。しかし単語帳としか向き合わない学習だと、これらのスキルは伸び悩むものです。実は難関大学の英語で、長文のウェイトが高いのは、このような事実があるからなのです。読解をやらないと英語力そのものが伸びないという現実があります。

 

英語を勉強しているときは常に「今日はちゃんと読解はやったか?」を意識してみてください。

 

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