・英検で準1級や1級を受けるとき
・TOEICでハイスコアを狙うとき
睡眠、食事、英語慣れ、の3点が重要です。
今回はこの3点について見ていきます。
睡眠はアップルウォッチを購入し、何時間寝ているのか測定しましょう。
リストバンドはソロループを使うと寝てるときに装着してても違和感がないです。夏場に汗をいっぱいかいても水洗いできます。
iPhoneのアプリでは、Auto Sleepをインストールして使います。
このアプリの凄さは、深い睡眠がどれだけあったか分かることです。一日に8時間寝ても日中眠気を感じることがある場合、たいていは深い睡眠が2時間未満のときです。それに対し、7時間睡眠でも深い睡眠が3時間あるとかなり元気になります。
自分の睡眠の質はどうなのかと測定するためにも、アプリを使うのが効果的です。
睡眠がなぜ英語学習に大切かというと、6時間以下の睡眠だと、難しい英文を読んでても気づくと文字を目で追っているだけで、内容が頭に入ってなかったということが多々あるのです。睡眠が6時間以下だと手足を使った単純作業しかしていないことが多いような気がします。
しかし、7時間半以上眠ると、ちゃんと読めるようになります。
そして最低でも6時間以上は寝ないとその日に覚えた内容が記憶として定着しないという実験データもあります。睡眠時間は勉強時間と同じくらい重要です。
この6時間睡眠と7時間半睡眠のわずか1時間半の差が、翌日を金の時間にするか石の時間にするか決定するといっても過言ではありません。
このわずかな時間をいかに確保するかが学習の濃さを決定します。
試験前日によく寝ることも大事なので、普段寝る直前にカフェインの多いものを摂って寝つきが悪くなっていないかどうかなど、AutoSleepでチェックしておくことが大事です。
次に試験当日の食事についてです。
試験を受ける2時間前くらいに、脳のエネルギー源である糖分を多めにとっておくことが重要です。
自分はTOEICを受けたときに、いなり寿司3つにおにぎり1つで挑んだら、Part7でバテてしまい、失敗した経験があります。
そして大昔に英検1級を受けたときにも、満腹だと眠くなるだろうと思い、何も食べずに受けたら最後のリスニングでバテてしまい、内容が全く頭に入ってこなくなるハプニングが起きました。
これらを回避するには、やはり腹持ちのいい板チョコがベストです。
リンツの板チョコを1枚全部食べると、試験中にバテることはなくなります。キットカットなら8本、明治の板チョコやハーシーズの板チョコでも1枚丸々食べれば大丈夫でした。
チョコは脳の持久力をつけてくれます。
また、ユンケルを飲むのも効果的です。
ユンケルスターやユンケルファンティなど、少し高いものを使うと、集中力がつきます。ユンケルを飲んだ直後は喉がいがらっぽくなりますので、水かお茶を飲んで潤しましょう。
最後に英語慣れについてです。
これは、
1.試験当日に頭を英語モードにしておくことと、
2.試験が始まってからいかに英語のリズムに乗るか
の二点が大切です。
まず、1.について。
英検でもTOEICでもリスニングの比重が高いので、イヤホンかヘッドホンを使って試験会場にいくまでにリスニングで体を英語の音に慣らすべきです。英字新聞も疲れない程度に軽く目を通して英語モードにしていきます。試験開始とともにその日に初めて英語に触れるというのだけは避けたいとこです。
そして、2.について。
TOEICは解く順番はPart5→Part6→Part7の順で大丈夫ですが、
英検は最初に語彙問題を片付けることが重要です。
いきなり読解や英作から始めると、まだ体が完全に英語モードに入っていないせいか、うまくリズムに乗って解けないことがあります。まずは知ってるかどうかの勝負で決まる語彙を片付け、その中で少しずつ英語のスイッチを入れていく方がうまくいきます。
睡眠、食事、英語慣れ、どれも大切な戦略ですので、制限時間の厳しい英語の試験や入試と向き合う場合は、参考にしてみてください。