春が近づいています。
大学受験はうまくいった人も、そうでなかった人もいるかと思います。
そんな中で今回は大学に入学したら、どんなことを意識すべきか、少し個人的な視点で書いてみたいと思います。
まず、「学生時代に何をしたらいいですか?」
と大学に入ってから周囲の人に質問したとしましょう。
高校までだといろいろ丁寧なアドバイスがきたものですが、大学生になると面白いほど周囲が教えてくれなくなります。
たいていは「自分で考えなさい」と言われて終わりです。
それもそのはず、答えのない問いだからです。
予備校の先生に同じ質問をしても、担当教科によって言うことがマチマチです。
ある数学や国語の先生だと、
「バイトしてみなさい」
「旅に出なさい」
「サークル活動に勤しみなさい」
と返してきます。
ところが、
これが英語の先生になると、
「飲み会に出てる暇はない、英語の勉強を続けなさい」
と高い確率でアドバイスしてきます。
なぜだかわかるでしょうか。
英語の先生は、教える仕事をする上で英検の級やTOEICのスコアを揃えておく必要があるからです。どうしても資格試験寄りのアドバイスになってしまうのです。
また、「本をたくさん読みなさい」という先生もいれば、「本には大事なことは書かれていない。旅に出ないとわからないことがある」という先生もいます。
どれが正解なのか。
こればかりは自分で決めるしかないです。
では、今の私ならどうアドバイスするか。
どうしてもやることが決まっていない、何をしたらいいか皆目見当がつかない場合、
勉強面では、
・英語
・日商簿記検定
この2つをしっかり学んでおくことをお薦めします。
何をするにしても必要だし、社会人になってから始めるとなると大変だからです。
大学の英語の授業はおまけだと考えてください。
いかに自発的に英語学習したかで実力は決まります。
就職活動でTOEIC900点以上の人たちは、ほぼ例外なく自分で本を買って英語学習をしていた人たちです。
たとえば、慶應義塾大学ならTOEIC900点以上がわんさかいるかといえば、決してそうでもありません。自分がいたころの話になりますが、三田の就職課で内定が出た人たちの資格欄をチェックする機会がありました。
資格欄にTOEICのスコアを載せてない人もいたとは思いますが、体感ではTOEIC900点以上は100人に1人、英検1級は200人に1人といった感じでした。
案外そんなものなのです。
サークル活動に関しては、
とりあえず3つから5つほど入っておき、中にいる人たちの雰囲気を見て、最終的に自分に合う1つか2つに絞ることをおすすめします。
サークルは途中から入るのが難しく、4月の最初の段階でいろいろと味見しておくことが大事だからです。
バイトに関しては、
・時給やイメージだけでは決めない
これを意識しておくことがポイントです。
バイトは年単位で続けると、どこかでその匂いがつきます。
どんな人になりたいのか、どんな経験を積みたいのか、時給以外にも意識しておくべきでしょう。
最後に、
・何か一つ人に負けないものを作っておく
これも大事です。
必ずしも英語である必要はありません。
ラーメンの食べ歩きなら誰にも負けないくらい詳しいなど、何でも大丈夫です。芸は身を助くと言いますが、周囲とは違う、何らかの特徴を持った人間であることがその人に付加価値をもたらします。
自分の場合は英語だったかもしれません。
英語が好きだったというのも理由ですが、一番の理由は高校の頃に通っていた塾で上には上がいることを痛感して焦っていたことでした。
その英語を学んでいく上で自分が気づいたこと。
それは、英語から時には遠ざかり、また戻る。
これを繰り返すことです。
たとえば、
美術の時間に自画像をうまく描いたつもりでも、休憩時間に絵から離れ、遠くから眺めたらどこか歪みがあって「あれ?」となった経験はないでしょうか。
書道でも筆を持って近くで書いている分にはうまく書けたつもりでも、いさ教室の壁に張り出され、遠くから見た時、他の人のと比較して、「あれ?」となったことはないでしょうか。
一つのことばかり熱中してると、どうしても視野が狭くなって歪みが生じます。
バランスをとるために、たまに自分が熱中している対象から離れて自分を客観視し、また元に戻って修正しながら頑張る。
そのために、散歩に出かけるのもいいし、旅に出るのもいいし、何か趣味を持つのもいいし、英語と関係のない本を読むのもいい。
とにかく、何かを身に付けようとしてるとき、歪みが生じないようにバランスを意識することが大事です。
学生生活に絶対的な解はありませんが、この春から大学生になる人達には実りの多い学生生活が待ってることを願っています。
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