「大学生になったら英語は何をすればいいんですか?」
とよく聞かれます。
洋書を読むもよし、TOEIC学習をするもよし、英検1級対策でもよし、いろいろチョイスはあります。サークルで学習仲間を探すのも励みになります。
ただ、意識してほしいのが、就職活動をするときに「こういう成果を出しました」と相手にわかるようにしておくことです。
大学3年生の終わり頃になると、多くの学生はリクナビに登録して、就職活動を始めます。
その際、大学名と学部名を入力するだけでなく、TOEICのスコア欄、英検の取得級も記入が必須となっております。外資によってはTOEIC900点はないといけないところもあると聞きます。楽天は800点が必須条件でした。
どうせならTOEICのスコアや英検を取得したいところです。
スタート地点が今現在どのレベルであるかによって学習スタイルは変わってきます。
今回は大きく三段階にわけて紹介したいと思います。
もし、河合の記述模試で英語の偏差値が50未満、英検も2級は難しいとなった場合、無理にTOEIC対策に走るのではなく、高校の英語を少しずつやり直す方が力がつきます。
その際、DUO select, DUO3.0などで語彙力を鍛えるべきです。
高3の模試で偏差値60を切ってる場合は、たいていは語彙が不足しています。
たとえばDUO selectに出てくる英文で、次の空所に入る表現はすぐにわかるでしょうか。
・状況が手に負えなくなる前に、大胆な行動をとらなければならない。
We must ( )( ) action before the situation gets ( ) of ( ).
・彼は世間の評判に応えなければというプレッシャーを感じている。
He's been ( ) pressure to ( ) up to his ( ).
正解は上が、take, bold, out, control
下がunder, live, reputationです。
意外と難しいと思います。
大事なのは「大学生だから」と変なプライドを持たずに、中学や高校の学習参考書を使うことです。私自身も学生時代に使いましたが、かなり役立っています。
次に文法がSirius 21発展編 vol3.です。
こちらは難関高校受験を目指す生徒向けのものですが、意外と侮れないです。
(総武線大久保駅の近くにある第一教科書で購入できます)
たとえば英作文の問題があります。
・エレベーターが故障で、わたしたちは9階まで歩いて上らなければなりませんでした。(甲陽学院)
・多くの人が元日に日記をつけ始めるが、ほとんどの人が数日たてばやめてしまう。(久留米大附設)
この辺りが瞬時に出てくるレベルにもっていくことで、基礎が出来上がったと言っていいと思います。
次に河合の記述模試で偏差値60から75の間の場合。
このレベル帯の人たちは基礎はできていますので、
TOEICの公式問題集と、TEX加藤先生の金のフレーズ、そして中村澄子先生の千本ノックをおすすめします(一番上の写真参照)。
TOEICは試験に独特の癖があり、ひっかけと文中での言い換えに気づくかどうかがポイントになります。
選択肢での巧妙なひっかけに慣れるには公式問題集で実際のトリッキーな問題に触れておくことが重要です。「これを正解にしていいのか」という感覚がつかめます。また、TOEICでは単語の言い換えも非常に多く問われます。
たとえば、
文中にhelmet, gogglesとあれば、選択肢にsafety equipmentがあれば正解になります。
他にも、test tube(試験管)があれば、laboratory equipment(実験器具)が言い換えとして正解です。
この辺りはTOEIC用の問題集を多くこなすことで慣れることができます。
最後に、TOEICや英検の問題集だけでなく、普段から英語に触れる上で読み物は何にすべきか?という問題が出てきます。
英語の基礎力がついたのであれば、
・Japan Timesがおすすめです。
紙の新聞だとどんどん溜まっていくので、iPadを使ってデジタル版で読む方が続くと思います。
英字新聞をデジタル版で読むとなると、Apple Storeのアプリでサブスクにして読む方法も中にはありますが、クレジットカード払いのみ受け付けているものも多いので、早めに家族カードを作ってしまうのがいいと思います。
そして、英語の自信がある、河合の記述模試で偏差値75以上は叩き出せる、英検も準1級は取得済みの場合は、Fujisanマガジン経由で
・Economistがおすすめです。こちらから紙版とデジタル版を自分は購読しています(ただ、かなり高価です)。
紙版はやはり雑誌もあった方が便利です。
自分の学生時代を振り返ると、
Economist,
Japan Times,
Newsweek,
TIME,
Foriegn Affaris,
Financial Timesなど
実にいろいろ手を出していましたが(すべて購読してた訳ではありません。つまみ食いです)、英検1級になるとどれだけ多くの英文に触れたかが勝負になる面があります。
特に「2次面接で何を話すか」となった場合は、英字新聞で読んで得られたネタや、CNNやNBCを視聴して気づいた表現などが役に立ちました。
なかでも、
リスニングは時間がたっぷりある学生時代にこそすべきで、YouTubeやアプリで視聴すると力がつきます。自分の頃はスカパーの「英語学習パック」に無理やり加入してCNN, BBC, Bloombergを視聴してました。(社会人になるとリスニングを一日に30分するのも大変だと聞きます)
英検1級、TOEIC900以上を取得する場合は、上記の英字新聞、洋雑誌の中から最低二つは触れるようにしてみてください。
かなりいろいろと書いたのですが、TOEIC900点以上や英検1級となると、まず英検準1級とはまるで別世界であることを意識すべきです。それゆえ、取得しておくと就活で評価されますが、やはり難易度も高いです。
「学生時代に隙間時間ができたら、とにかく英語をやっておく」
これが大学三年生までに必要な英語資格を揃える上での必要条件になります。
「人生、一時的にマニアになる」くらいでやっと間に合う感じです。
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