大学受験やTOEICでよく見かけるdue toという表現。
このdueという語を生徒は結構苦手にしています。
意味は「~のせいで」です。
でも、dueには他にも
「予定」「会費」「支払期日」など様々な意味があります。
今回はdueの正体に迫ってみましょう。
まず、フランス語のdevoir(せねばならない)(ドゥヴワールと発音する)という単語を覚えてください。
このdevoirは英語でいうところのmustと同じです。
面白いのが、devoirは過去分詞にできることです(mustはできない)。
devoirの過去分詞は、duになり、これの女性形がeをつけたdueになります。
すると、dueの本来の意味は、「~せねばならないことで」といったところでしょうか。
これが分かると他の意味も納得がいきます。
due to=「~しなければいけないことがあったので」
つまり「~のせいで」
due date=「~までに払わないといけない日時」
つまり「支払期日」
due=「~しなければならないモノ」
つまり「会費」
The train is due in London at 5:30.
列車は5時半にロンドンにしなければならない(つまり到着予定)だ。
他にも難しいビジネス用語ですが、
due diligence「しなければならない勤勉、注意」
つまり「注意義務」「企業資産価値の評価」
due process「しなければならないプロセス」
つまり「法の適正手続き」
dueから派生した語では、
duty「しなければならない事柄」、つまり「職務」「任務」「関税」
duly「しなければならなく」、つまり「適切に」「時間通りに」「しかるべき時に」
The train duly arrived.
列車は時間通りに到着した。
他にも借金のdebtや口座から金額を引き落とすときに使うdebitも同じ語源です。
「しなければならない」で覚えると覚えやすいものです。
ちなみに、フランス語のdevoirは名詞で「宿題」という意味もあります。
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