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大学受験で使った参考書は捨ててはいけない

大学受験で使い込んだ参考書、辞書、問題集は捨ててはいけない。

 

そのように強く思います。

 

特に英語はそうです。大学に入ってからも、社会人になってからも、基礎事項を確認したくなる瞬間は必ずやってきます。そんなとき、使ったこともない全くの新しい学参を買い直すより、受験生の頃に使い込んでた本を見返す方がすぐに知識が蘇ってきます。

 

自分がちょっと気になったのが、以前、ある予備校の先生がX(旧ツイッター)で、

 

「受験が終わったら参考書は捨てるんだよ。そうしないと、塾講師のバイトを始めて、そのまま塾の先生になっちゃうよ」

 

とブラックジョークみたいなツイートをしてるのを見かけましたが、

これは本音では、

「どうせ学生になったらまた知識の確認のために必要になる。いったん捨ててもらって、また買いなおしてもらう方が自分に印税が入る」と計算しての発言でしょう。

 

こういうツイートは真に受けてはいけないのです。

 

何より、自分が使い込んだ参考書には余白に書き込みがあるし、マーカーを引いてどこが知識としてあやふやだったかも見れば瞬時にわかるので、まさにこの世に一冊しかない貴重な本なのです。なにより、人はレイアウトで覚えるものなので、自分が必死に頑張って覚えたレイアウトの本を捨ててしまうのはもったいないのです。

 

上のマーカーを引いた写真を見てください。

 

マーカーで大事な箇所を塗っておけば、そこだけ見返せばいいので復習時間が圧倒的に短縮されます。もし、マーカーを引いてないと、全文読み直しになってエライ時間が食われます。

マーカーで塗った箇所はまさに宝なのです。

 

「どうしても取っておく場所を確保できない」という場合は、スキャンしてPDFにしておきましょう。PDFだと使い勝手は落ちますが、あまり見返すことがないであろう古典でも、いつか読み返すと知識が蘇ってくるので少しは安心できます。

 

YouTubeを見てたら、韓国の受験事情で、受験が終わったら参考書はみんなで一か所に捨てるシーンが出てきましたが、アレはもったいないのです。もし捨てるならPDFにしてからです。そして英語はなるべく取っておきましょう。

使い込んだ本は将来の自分を助けてくれる貴重なアイテムになります。

まさに自分の体の一部のようなものです。

 

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