明治大学の全学部統一の英語は独特の難しさがあります。
それは、
1.試験時間が短いこと(60分)
2.単語のレベルが高いこと
この2点です。特に1.の制限時間が厳しいことがポイントです。
今回は2025年のものをベースに紹介します。
大問は全部で3つ。すべて長文読解でマーク式。
難易度としては、
大問1は標準。
大問2がやや難。
大問3は易。
大問1は若者の音楽の聴き方の変化と、AIの役割について。
内容としては馴染みのあるものですが、素早く解く必要があります。
単語は文脈の前後に目を通すだけで意味を類推できるものが多いため、単語のパートはすぐに終わります。レベルとしては英検準1級レベル。2級だと少し厳しいです。
単語を素早く解いたら、あとは並び替え問題と内容一致の方に時間をたっぷりかけましょう。
大問2に関しては、環境問題と文化の多様性です。
こちらも単語はすぐに解けるものばかりですが、内容に関する設問が増えます。
設問自体は素直ですが、素早く解く必要があるため、時間をかけても25分程度と見ておくべきです。
最後の大問3はインドでYouTuberとしてデビューした人の話。内容は非常に分かりやすく、設問は一部を除いてトリッキーなものはないので、10分ほどで解きたいところです。
時間配分としては、
大問1に25分、大問2に25分、大問3に10分で、合計60分といったところです。
試験中にお手洗いに行く時間は全くないので、必ず試験前に済ませておくべきです。
解く順番としては、大問3→大問1→大問2が比較的やりやすいのではないかと思います。
明治大学の全学部統一と個別の学部試験にいえることですが、コツコツ単語を覚えてきたかどうか試す素直な出題が多いため、単語帳を使ったしっかりした努力が実を結ぶといえます。それに加えて長文慣れをしておくことです。
高校3年生であれば、9月の段階で60分で解ききるのはまだ難しいですので、今は解答を導き出す根拠に慣れること、そして直前期の12月、1月になったら実際に時間を測って解くようにすれば結果がついてくると思います。
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