受験生にとって絶大な人気を誇る早稲田と慶應。
早慶といえば、大学から入るよりも高校から、あるいは中学から入る方が難しいというイメージが世間一般ではあるようです。
中学入試で早慶といえば、
・早稲田大学高等学院中学部
・早稲田実業中等部
・早稲田中学
・慶應義塾普通部
・慶應義塾中等部
・慶應義塾湘南藤沢中等部
などがあります。(他にもいろいろありますが、首都圏のメインの学校で考えます)
これらの早慶附属中が、日能研、サピックス、四谷大塚において偏差値がどれほどかという細かいデータは今回は取り上げませんが、これらの学校と同偏差値帯の他の学校について考えてみます。
早慶付属中学と同じくらいの進学校といえば、武蔵、麻布、駒場東邦、海城、女子学院、雙葉あたりになります。
では、これらの進学校に入れば、早慶は大学からの方が簡単なイメージがあるから大学受験で早慶はラクに受かるか?というと決してそうとは言い切れません。
成績が上半分であれば高い確率で受かると思いますが、英語が苦手だと一気に苦しい戦いになります。
特に早稲田の政経や理工、慶應の法学部や経済学部あたりは、中学入試で上記の学校に受かるよりも、そして高校入試で早稲田大学高等学院や慶應義塾高校に受かるよりも難度が高いのではないかと感じます。
なぜ大学入試で早慶が難しくなっているか。
理由はいくつかありますが、
・東京一極集中が続いている
・東大がブランド化して、併願先の早慶も一緒に難度が上がっている
・定員厳格化の影響
といった理由が考えられます。
特に慶應義塾大学では今年は商学部で補欠合格がゼロで、去年は経済学部で補欠合格がゼロという厳しい入試となりました。
経済と商は一般的に補欠を多く出す学部ですが、最近は出さなくなってきているのです。
また、英語の過去問を解いてて感じるのですが、慶應商学部の英語の長文読解が10年前と比べて少し読みにくい題材のものが増えており、おまけに合格最低点もなぜか下がらないという現象が続いています。
東大の英語も難易度(特にリスニング)が10年前と比べて上がってきていますので、小学校からの英語教育で英語嫌いにならなかった人達、うまく力を付けた人たちによる厳しい戦いが繰り広げられてるのが窺えます。
もし英語の勉強が小学校の段階でかなり苦手だと感じ、中学入試で早慶に受かっていたら、進学するのが得策かもしれません。
反対に英語にそれほど苦手意識がなく、早慶と同レベル帯の進学校に受かったら、国立を第一志望にして頑張るのも選択肢を広げる手になると思います。
早慶は大学入試が一番ラクというのは、最近の傾向からは全くそのように感じられないのが正直なところです。大学入試で勝つには、英語を得意科目にしておくのは最低ラインで、早慶で使う他の科目もそれなりに得意にしておく必要があります。
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